南中国海行為準則、枠組み案の交渉が上半期に終了へ
南中国海行為準則、枠組み案の交渉が上半期に終了へ。
タグ： 外交部,南中国海
発信時間： 2017-05-03 14:13:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国外交部の耿爽報道官は2日、ASEAN首脳会議に関する質問に回答した際に「首脳会議の議長声明の、南中国海問題に関する文言に留意している。作業計画に基づき、中国とASEAN諸国は今年上半期に南中国海行為準則枠組み案の交渉を終わらせる」と述べた。耿報道官の発言内容は下記の通り。
中国側はASEAN首脳会議が先ほどフィリピンで開かれ、ASEAN共同体の建設をめぐり一連の重要なコンセンサスが形成されたことに留意している。今年はASEAN設立50周年で、中国側はASEANが発展の成果を手にしたことを祝い、ASEANが地域の平和・安定・発展・繁栄の促進に貢献したことを称賛する。ASEANの共同体建設、ASEANの地域協力における中心的な地位を支持し、国際・地域事業でより大きな力を発揮することを支持する。
中国側は首脳会議の議長声明の、南中国海問題に関する文言に留意している。地域諸国の共同の取り組みにより、南中国海情勢は現在沈静化し、積極的に発展する流れを示している。中国側はASEAN諸国と共に、「南中国海各方行為宣言」を共に履行し、実務的な海洋協力を深め、協議による一致を踏まえた上で南中国海行為準則の早期形成を目指し、南中国海の平和と安定を共に守りたい。作業計画に基づき、中国とASEAN諸国は今年上半期に南中国海行為準則枠組み案の交渉を終わらせる。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年5月3日
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