習近平国家主席は16日、キルギスのアタンバエフ大統領と会談した。
習近平国家主席は16日、「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムに出席したキルギスのアタンバエフ大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、セルビアのブチッチ首相(次期大統領)と釣魚台迎賓館でそれぞれ会談した。人民日報が伝えた。
習主席はキルギスのアタンバエフ大統領との会談で「中国・キルギス両国は地域の安全・安定維持における重要なパワーだ。双方はテロ対策、法執行・安全保障協力を強化し、両国及び地域の安全と安定を共に維持する必要がある。両国は『一帯一路』建設をめぐり3年余り積極的に協力を繰り広げ、著しい成果を収めた。双方は重点協力事業をしっかりと実施し、「一帯一路」建設の成果が両国民により多く恩恵をもたらすようにする必要がある」と指摘した。
ベラルーシのルカシェンコ大統領との会談では「中国側はベラルーシを『一帯一路』共同建設の重要な協力パートナーと見ている。ベラルーシ側と協力の潜在力を掘り起こし、ウィンウィンの発展を実現したい。双方は政策の意思疎通と戦略の連結を強化し、協力の新たな成長源を培う必要がある。経済・貿易・投資協力を深め、二国間貿易の均衡的かつ持続可能な発展を促進し、中国・ベラルーシ工業団地の建設を推し進め、新たなエンジンとしての地方協力の役割を発揮する必要がある」と指摘した。
セルビアのブチッチ首相との会談では「新たな情勢の下、双方は両国の発展戦略の連結を加速し、互いの重大な懸念を理解し、これに配慮し、国際・地域問題で意思疎通と協力を緊密化する必要がある。互恵協力を深め、二国間関係の発展に『原動力』を注ぎ続け、重点事業の協力を推進する必要がある。セルビア側と共に、多者の参加する人的・文化的交流構造を築きたい」と指摘した。(編集NA)