建設中の泰山基地メイン建築物（2014年1月24日撮影）。国家海洋局は2014年2月8日、南極の泰山基地が正式に設置されたと発表した。これは中国が南極に設置した4カ所目の科学観測基地だ。

中国南極科学観測船隊は1984年12月6日に南極のキングジョージ島に到着した。1984年に初めて南極観測隊を派遣してから30年以上の発展を経て、中国の南極事業は無から有へ、小から大へと移り変わった。中国は陸海空、氷上、海底をベースとする国家南極観測網と、極地観測船「雪竜号」、南極の長城・中山・崑崙・泰山基地、上海極地観測国内基地による南極観測保障プラットフォームを構築しており、南極観測活動の総合的な保障の需要をほぼ満たしている。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2017年5月24日