中国とパナマは13日、正式に国交樹立を宣言した。両国の国交樹立は両岸の「外交停戦」の終結を意味するか、中国大陸部は台湾と「国交」を持つより多くの国と国交を樹立するかといった問題について、中国外交部の陸慷報道官が14日の定例記者会見で回答した。
記者からは「両国の国交樹立は両岸の『外交停戦』の終結を意味するか。中国大陸部は台湾と『国交』を持つより多くの国と国交を樹立し、再開するか。中国大陸部の対台湾政策に重大な調整はあるか」という質問があった。陸報道官は次のように回答した。
一つの中国という原則は、中国の核心的利益と13億人の中国人の感情に関わり、また中国と世界各国が友好協力関係の発展を維持するための前提と政治的基盤でもある。中国政府は平和共存五原則と一つの中国という原則を終始堅持した上で、世界各国との友好協力関係を発展させている。
世界に目を向けると、中国の友人が増えている。「九二共識」(92年コンセンサス)を認めなければ活路はない。「九二共識」の正しい軌道に戻り、両岸が同じく一つの中国に属することを認めることで、両岸関係の平和的発展に初めて前提と基礎が備わる。共に発展を目指し、チャンスを共有し、共に栄光を築くという両岸人民の共通の願いが初めて実現される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月15日