6月15日4時50分、柏腊山に緊急集合の合図が突然響き渡り、約100人の特戦隊員がすぐに集合し、武装警察貴州省総隊の第2四半期「魔のウィーク」極限訓練が幕開けした。

訓練開始日、雨が降る中、特戦隊員らは精確な射撃、格闘しながらの400メートル障害競走、多種の姿勢での狙撃などの競技を行い、態度や技能を競い合った。

「魔のウィーク」は野外の慣れない地域、複雑な天候、悪い環境で体力、技能、戦術、精神、知力、理論などを鍛える極限訓練で、優秀な特戦隊員を育成する有効な手段でもある。今回の訓練は対テロ実戦を想定し、昼夜連続で実施。兵士は30キログラムの荷物を持って毎日18時間以上訓練し、200キロ以上を徒歩で移動し、夜間射撃、登攀・懸垂下降、山林での捕獲、野外打火、単独行軍など50課目を訓練し、特戦隊員の対テロ作戦能力を鍛えた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年6月22日