朝鮮の核問題、外交部が中国に責任を押し付ける米日を批判

朝鮮の核問題、外交部が中国に責任を押し付ける米日を批判。

タグ: 核問題 外交部

発信時間: 2017-07-12 12:56:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米日などは最近、朝鮮の核問題を解決するため中国は影響力を十分に利用し、より大きな責任を担いより大きな力を発揮し、より多くの措置を講じることで朝鮮への圧力を拡大するべきだと呼びかけている。中国外交部の耿爽報道官は11日の定例記者会見で、半島核問題の「中国責任論」は終わりにすべきだと回答した。耿報道官の発言の要旨は下記の通り。

朝鮮核問題の中心となっているのは朝鮮と米国の食い違いであり、その本質は安全問題だ。朝鮮核問題の食い違いの焦点となっているのは中国ではなく、現在の緊張情勢をエスカレートさせているのは中国ではない。半島核問題の解決の鍵を握るのは、中国ではない。半島核問題をめぐり、最近いわゆる「中国責任論」が喧伝・誇張されてているが、これは半島核問題を全面的かつ正確に理解していないか、あるいは別の狙いがあり責任を押し付けようとしているかだ。

中国側は長期的に、半島核問題を解決するためたゆまぬ努力をしており、終始重要かつ建設的な力を発揮している。半島核問題の解決の促進に対する中国の貢献は周知の通りであり、中国の力は不可欠だ。

また情勢を沈静化し問題を解決するため、他国も互いに向き合うべきだ。放任主義も、突き放しておいて橋を壊すことも、後ろから刺すことも許されない。中国が火消しに取り組むなか、誰かが火に油を注ぐ。中国側が国連安保理決議を掛け値なしに履行するなか、誰かが中国の正当で合法的な権益を脅かす。中国側が半島非核化を推進するため取り組むなか、誰かが口実を作り中国の安全の利益を損ねる。それならば中国側の取り組みは、予想される効果を発揮できるだろうか。情勢を沈静化できるだろうか。半島の核問題を解決できるだろうか。

半島核問題の解決は、各国が共に策を練り、協力する必要がある。関連国は自国の力を発揮し、責任を果たし、半島の核問題を一日も早く対話と協議による平和的解決という正しい軌道に戻すため、中国と共に努力するべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月12日

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