中国が韓中チャーター機の運航を許可 「THAAD」問題後初

中国が韓中チャーター機の運航を許可 「THAAD」問題後初。

タグ: 韓中チャーター機 運行 許可

発信時間: 2017-07-19 11:14:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

韓国メディアによると、中韓の間で「THAAD」問題が勃発してから、チャーター機2便が韓国から中国に向かうことが初めて許可された。2016年末に中国民用航空局が韓中チャーター機の運航を禁止してから初めてとなる。

韓国『東亜日報』ウェブ版が7月18日に伝えたところによると、チェジュ航空は17日、中国政府が済州国際空港発・中国の張家界着の不定期チャーター便の運航を許可したと発表した。25日と29日の2便で、それぞれ180人の韓国人観光客を乗せる予定。

不定期チャーター便は主に旅行社が販売する中国の特定の観光地に行くツアーで、国内の観光客を募集し、格安航空会社を利用する。

済州国際空港は中国政府に月1~2便の不定期チャーター便の運航を申請してきたが、中国政府は2016年末から許可せず、今年3月には韓国からのツアーを全面禁止した。これを受け、大韓航空は中国行きの8便のフライト数を減らし、韓国の航空会社の両国間の定期便も大幅に減少した。先月から一部の定期便は再開されたが、以前の状態には戻っていない。

今回のチャーター機の運航許可は、凍結していた中韓観光交流に「暖流」を注ぐア合図と見られ、注目されている。しかし業界内では、「初めての許可をTHAAD問題の緩和と結びつけることは難しい」と慎重な見方がされている。

今回許可されたのはチャーター便で、中国人観光客の韓国渡航ではなく、韓国人観光客の中国渡航である。そのため、中国政府が自国の観光業発展のためにとった措置という見方もある。航空業関係者は、中韓の「THAAD」問題がどうなるかまだ判断は難しいが、韓国から中国に向かう不定期便が運航することは確かだと話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月19日

 

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