水深1000メートル以上の暗闇に包まれた海底で、計画に基づき自主航行中のロボットが移動する。別のロボットを使い、海底でこれを正確に見つけ、追跡しながら撮影することはできるだろうか。中国の科学者は26日、南中国海でこれをやってのけた。
中国の次世代遠洋総合科学観測船「科学号」に搭載されている遠隔操作無人潜水艇「発現号」と、自律型水中ロボット「探査号」は、南中国海北部で出会い、撮影を行った。中国がこの2種類の水中ロボットの合流と撮影を実現したのはこれが初。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月27日