粛北モンゴル族自治県馬鬃山地区の国境警備隊は、中国・モンゴル故郷地帯甘粛区間の約30キロに渡るエリアの警備任務を担っている。ここは過酷な気候で、夏の最高気温は50度以上、冬の最低気温は氷点下40度以上になり、風速8級以上の強風日は100日以上に達する。国連環境計画はかつて、現地を人の居住に適さない「生命の禁区」に指定した。