韓国の駐中・駐米大使が決まらず、格付けが問題に

韓国の駐中・駐米大使が決まらず、格付けが問題に。

タグ:韓国 駐中・駐米大使  

発信時間:2017-08-09 11:06:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

朝鮮半島周辺4強国(米国・中国・日本・ロシア)大使の任命が遅れ、韓国メディアが懸念している。

7日付中央日報によると、文在寅大統領は新大使の早期任命の必要性を感じているが、米国という重要な同盟国の大使が決まっておらず、その他の国の大使の任命も後回しになっている。青瓦台の関係者は6日、「(中小ベンチャー企業部長官など)組閣が先であり、それを終えれば直ちに公館長人事が進められるだろう」とし「主要公館長人事は相手国の立場を調整して配慮しなければいけない側面もある」と話した。

韓国の駐米大使が決まっていない。その一方で、文大統領の最側近に挙げられる盧英敏元議員が駐中大使に事実上決まったと分析されている。中国に側近を送り米国にはそれより低い人物を送れば、米国の立場では歓迎するカードではない。

前政権が任命した駐中大使、駐米大使が現在も留任となっている。韓国の毎日経済新聞は「朝鮮が先月末、再び大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した。米中が協議し、南北が直接交渉する可能性が高まった。韓国形骸化が現実化したと思われる状況下、意思疎通の役割を果たす新大使の任命が遅れている」と懸念を深めた。米国の外交専門家は、米国側は韓国前政権が任命した駐米大使を通じ、情報を正確に伝えることは困難だと注意を促した。

韓国メディアはまた、中韓国交正常化25周年記念活動の準備状況に注目し、THAADの影に覆われた両国関係の微妙な変化に探りを入れようとしている。韓国メディアが8日、「韓中が別々に記念活動を開催する異例なケース」になると報じると、韓国外交部の宣南国副報道官は同日「中国人民対外友好協会は、駐中国韓国大使館が記念活動を催す前日の23日に、単独で活動を開催すると表明した。韓国政府は準備を進めており、国交正常化25周年を契機に、両国の戦略的協力パートナーシップのさらなる発展を促そうとしている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月9日

 

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