日本の防衛省統合幕僚監部は24日、解放軍のH-6爆撃機6機が初めて紀伊半島沖まで飛行し、同じルートで戻ったと発表した。
台湾省「中央社」によると、同6機は台湾地区東部を巡るのではなく、台湾地区北東方向から南東方向に飛行し、宮古海峡を通過したあと沖縄南東方向から北東方向に飛行し、紀伊半島沖に着くと同じルートで戻ったという。
産経新聞は「防衛省によると、このルートで中国機の飛行が確認されたのは初めて。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した」と報じた。
解放軍機の宮古海峡通過について、国防部新聞事務局は以前「西太平洋の関連海域は、各国が航行の自由の権利を持つエリアだ。中国側は今後も、西太平洋の海域で遠洋訓練を継続する。関連国には、中国海軍の軍機・艦艇が国際法に基づき海上を航行・飛行する自由を尊重してもらいたい」と表明していた。