マカオ特別行政区政府広報室は8月25日、崔世安行政長官の要請に応じ、中央政府が人民解放軍駐マカオ部隊の災害救援への参加を許可したと発表した。中央政府が駐マカオ部隊の台風「ハト」の災害救援への参加を許可したのは、中国が香港・マカオの行政主権を回復して初めてとなる。
中華人民共和国マカオ特別行政区駐軍法第14条は、マカオ特別行政区政府の要請、中央人民政府の認可を経て、駐マカオ部隊は中央軍事委員会の命令に従い、2017年8月25日9時45分に兵士約1000人を出動させ、マカオ特別行政区政府の台風「ハト」の災害救援をサポートすると定めた。大型台風「ハト」は23日に香港・マカオを襲い、これまでに9人が死亡、200人以上が負傷した。多くのマカオ市民が解放軍の救援活動を賞賛している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月28日