インド軍が国境地帯から撤退 国防部「教訓を汲み取るように」

インド軍が国境地帯から撤退 国防部「教訓を汲み取るように」。

タグ:ドクラム 撤退 国境 主権 防衛 国際法

発信時間:2017-08-29 10:12:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国防部の呉謙報道官は28日、インド軍の撤退に関する記者からの質問に回答した際に「828日午後230分頃、インド側は国境地帯の人員と設備のすべてをインド側に撤退させた。中国側の現場人員はこれを確認した。中国軍は高度警戒を維持し、国家の領土主権を断固たる姿勢で守る」と述べた。中国国防部のウェブサイトが伝えた。

 

 記者:報道によると、インド側はすでに中国側の要求に基づき、中印シッキム地域で国境を越えたインド軍の人員と設備のすべてをインド側に撤退させたという。国防部はこれについてどうコメントするか。

 

 呉報道官:6月18日より、インドの国境警備隊は国境を越え中国のドクラム地域に違法進入し、中印国境情勢の持続的な緊張を引き起こした。中国軍はこれに断固反対し、緊急対策を講じた。国境地帯の管理を強化し、部隊を前線に派遣し、的を絞った訓練を強化し、国家の領土主権と合法的な権益を力強く守った。

 

 8月28日午後2時30分頃、インド側は国境地帯の人員と設備のすべてをインド側に撤退させた。中国側の現場人員はこれを確認した。中国軍は高度警戒を維持し、国家の領土主権を断固たる姿勢で守る。

 

 中印国境地帯の平和と安寧は、地域の平和と安定に関わり、両国と両国民の共同の利益に合致する。我々はインド側に対して、今回の事件から教訓を汲み取り、歴史的な国境の約束と国際法の基本原則をしっかり守り、中国側と向き合い歩み、共に国境地帯の平和と安寧を守り、両国・両軍関係の健全な発展を促進するよう促す。

 

 天下は泰平ではなく、平和には防衛が必要だ。中国軍には国家主権、安全、発展の利益を守り、世界平和を守るため新たな、より大きな貢献を成し遂げる自信と能力がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月29日 

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