8月26日、中国南西部の某空港から数機の戦闘機が飛び立ち、射撃訓練場に向かった。射撃場の陳彦指揮員の「安定、射撃!」という号令とともに火が放たれ、地上の的に数発の砲弾が精確に命中し煙が上がった。これは南部戦区空軍航空兵某旅団の実弾射撃訓練の一幕である。
実弾訓練の準備として、同旅団は飛行実習、地上演習、技術研究、シミュレーター訓練などを行い、パイロットが地上の状況を把握し、空中から大胆に射撃できるようにした。実弾訓練を安全に行うため、人、課目、動作ごとに対応プランも作成し、パイロットの特殊な状況下での対応力を鍛えた。
同旅団は実戦を想定し、戦場に適した訓練を実施し、地上・空中の能力を演習し、パイロットの技術・戦術レベルと訓練の質、部隊の戦闘力を向上させている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月31日