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japanese.china.org.cn |04. 09. 2017

中露首脳会談 BRICS協力の推進に全力

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習近平国家主席は3日、ロシアのプーチン大統領と厦門(アモイ)で会談した。人民日報が伝えた。

習主席は「双方は既存の高度の政治的相互信頼を揺るぎないものにし、断固として相互支持を強化し、戦略協力を強化する必要がある。二国間協力体制の役割を発揮し、エネルギー、航空宇宙、原子力など重点分野の協力事業を実行に移し、『一帯一路』(the Belt and Road)建設とユーラシア経済連合の連携協力を積極的に推し進め、コネクティビティなどの事業の連結に拍車をかけ、両国隣接地域の共同発展を促進する必要がある。人的・文化的交流、地方交流を緊密化し、両国民の相互理解と友情を強化する必要がある。両軍交流・協力を強化し、国際的な場、多国間の場での調整・協調を緊密化する必要がある。ロシア側と手を携えて努力し、中露関係を新たな一層高い水準へと押し上げ、各自の発展・振興に助力し、力を合わせて地域及び世界の平和・安定を維持したい」と表明。

「現在の情勢下、BRICS協力の強化、国際問題での一層の役割発揮は、BRICSの共通の利益に合致し、新興国と途上国を始めとする国際社会もこれを期待している。われわれは団結・協力を強固にし、積極的なメッセージを対外発信する必要がある。協力の全局に着眼し、BRICS協力の方向と重点を計画する必要がある。調整・協調を強化し、国際問題での影響力を高める必要がある。制度を整備し、長期安定的なBRICS協力を推し進める必要がある。中国側はロシアを含むBRICS各国と共に、厦門会議での実り豊かな成果を後押しし、会議の成果をしっかりと実行に移し、BRICS協力の深化・着実化を全力で推し進め、BRICS協力の第2の『黄金の10年』を開くことを望んでいる」と指摘した。

プーチン大統領は「ロシア側は中国側と投資・エネルギー・農業・インフラ・航空宇宙分野の協力を深め、文化・教育・スポーツ・メディア・観光・地方交流を強化し、両軍交流を緊密化することを望んでいる。ロシアは中国によるBRICS首脳会議及び新興国・途上国対話の開催成功を支持する」と表明した。(編集NA)

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