中国はこの10年間で、武器輸入大国から輸出大国へと急速に転換した。中国は地政学的条件をつけず、低コストでリーズナブルなサービスとソフトアップグレードを提供する。中国は世界主要武器輸出国になる潜在力を秘めている。
ストックホルム国際平和研究所の最新データによると、中国の主要武器の輸出は2012−16年の間に74%増加した。世界全体に占める割合は3.8%から6.2%に上昇し、米露に次ぐ世界3位の供給国になった。中国の武器輸出先が増え、広がりを見せている。中国の武器輸入への依存度は、同じ時期に11%下がった。
中国の世界武器市場における勢いは、先進的な軍事プラットフォームと技術の開発で示されている。中国の国防・技術・革新・産業の基礎が固められた。世界軍事技術のトップ水準に達するため、中国は自国の革新に力を入れ、軍民融合を利用し、革新を妨げる問題を解消している。中国は輸出用武器、特に航空などの分野で長期的な進歩を実現している。
中国は西側諸国及びロシアのサプライヤーとの技術格差を縮め、次世代軍事技術により新市場(サウジアラビア、モロッコ、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、メキシコ、ナイジェリア、ケニア、タイ、インドネシア、カザフスタン)に進出している。