今月に入り、中国とパキスタンの合同演習が展開中だ。双方が共同策定した案によると、双方のパイロットが相手国の軍機に同乗し、対抗訓練を実施する。同乗することで、相手側の飛行理念と装備の性能を直感的に理解できる。訓練により「同乗体験」を「同乗対抗」にするのは、作戦理念と戦術・戦法の交流を掘り下げるためだ。