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japanese.china.org.cn |29. 09. 2017

ハリケーンに見舞われたドミニカ、中国の同胞が祖国に感謝

タグ: ハリケーン ドミニカ

「カテゴリー5」のハリケーン「マリア」が先週、猛威を振るった。東カリブ海の島国、ドミニカ共和国が危機を迎えた。


 島全体の交通が麻痺し、通信が途絶え、死傷者が出た。


 この孤島で、華人・華僑及び中国系企業の従業員ら約400人が立ち往生となった。被災地にいる彼らは、救助を必要としていた。


 災難を前にした祖国は、同胞を一人も見捨てない。


 ▲9月21日にドミニカの首都サントドミンゴで撮影された、ハリケーン通過後の光景(新華社)。


  

 中国企業の従業員、華人・華僑の全員がドミニカから引き揚げ


 現地時間9月22日夜、駐ドミニカ中国大使館と中国系機関の努力により、引き揚げ第1陣となる中国公民計158人(台湾同胞2人を含む)が、隣のアンティグア・バーブーダに緊急避難した。


「祖国よ、ありがとう」生まれて20日余りの新生児を連れた母親は、「中国大使館の全職員が配慮してくれ、真っ先に私たちを避難させてくれた。私は祖国にとても感謝している」と涙まじりに語った。







 25日昼12時(北京時間25日深夜0時)、第2陣で最後となる、ドミニカ在住華人・華僑約300人の避難が行われた。





 ▲第1陣のドミニカ在住中国企業従業員及び華人・華僑が、アンティグア・バーブーダに到着した。(写真:中国商務部微信公式アカウント)


 2回の避難により、すべての中国企業従業員及び華人・華僑がドミニカから避難した。この傷だらけの島国において、これはほぼ実現不可能な任務だった。


 米NYタイムズは、ハリケーンがドミニカにもたらした被害は「信じられないほど」と報じた。



 

 ▲米国メディアは、ハリケーン通過後のドミニカの病院は、さながら「戦場」だと伝えた。


 英デイリー・メール紙が空から撮影した動画を見ると、島全体に破壊されていない建築物が見て取れないほどだ。



▲空撮動画のスクリーンショット



 

 ▲中国の同胞、港で船を待つ(中国領事サービス網)。





▲救助船、出港前に写真撮影(写真:中国商務部微信公式アカウント)。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月29日