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japanese.china.org.cn |01. 10. 2017

南中国海の石油掘削プラットフォーム、穏やかな日々を願う技術者たち

タグ: 南中国海 石油 掘削 プラットフォーム 興旺号


南中国海にある中国海洋石油総公司の石油掘削プラットフォーム「興旺号」で、蓋鳳喜さん(48)は「この業界では、物語などないに越したことはない。私たちは海で穏やかに、自分のことに専念できれば最高だと考えているが、それを知る人はいない」と穏やかに話した。彼の職業人生には、スリル満点の物語はないが、多くの手に汗握るリスクを回避したことがある。大海原では、動くよりも静止する方が困難だ。掘削プラットフォームの「静止」を維持するのが、彼の日常業務だ。彼はダイナミック・ ポジショニング・オペレーターだ。

 

 蓋さんが所属する「興旺号」は、世界最先端の深水半潜水型石油掘削プラットフォームの一つだ。海洋石油開発を大まかに複数のステップに分けると、まず物理探査船を使い目的海域で地質サンプルを入手し、埋蔵状況を分析し、開発の価値があるかを判断する。それから掘削作業を開始し、掘削プラットフォームを用いる。電気測定などの作業により、油ガス埋蔵量とさらなる開発の価値を判断する。これが興旺号の使命だ。開発価値が確認されれば、さらに開発計画を立てる。掘削プラットフォームが産出と開発に加わり、生産プラットフォームを構築する。それから石油タンカーやパイプラインなどにより、油ガスを陸上に輸送する。


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