ロッキード・マーティンと国防総省は2016年7月、同プロジェクトの実施を継続すると発表した。ロッキード・マーティンとその提携先であるノースロップ・グラマン、BAEシステムズは3年内に、コスト削減に向け別途で1億7000万ドルを投じる。
ところが一部の軍関係者はコスト削減の幅と削減対象について懸念している。マティス国防長官は今年1月、この大々的なプロジェクトの見直しを命じた。
F-35プロジェクトの複数の主要責任者は、まだ十分に圧力を受けていない小規模サプライヤー向けに、コスト削減を進めていくと表明した。初期の6000万ドルのうち1500万ドルは、3大請負業者以外のプロジェクトに用いられる。国防総省は、初期のこの取り組みにより十分にコストを削減できれば、さらに資金を1億7000万ドルに拡大する可能性があると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月12日