ソヴレメンヌイ級駆逐艦はソ連時期に開発された大型ミサイル駆逐艦で、その対艦ミサイルの威力の大きさ、スピード、射程の長さで「空母キラー」と呼ばれた。
ロシアのある海軍軍港がこのほど、煙に包まれた。これは火災ではなく、ソヴレメンヌイ級駆逐艦の起動によって出た煙である。戦艦が使用する大型のディーゼルエンジンは起動時または加速時に燃焼が不十分という問題があり、煙が大量に発生することがよくある。
ロシアのソヴレメンヌイ級駆逐艦は起動からしばらく経つと煙が減る。同艦は重油を動力源とし、不純物を多く含めば通常運転時の煙も多い。しかし、最新の米軍の沿海域戦闘艦も、ミサイルが命中したかのように煙を上げることがある。
日本の海上自衛隊の「おおすみ」級も例外ではなく、三井重工のディーゼルエンジンを使用している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月23日