ロシアのスプートニクが10月24日に伝えたところによると、インド空軍は24日、3時間にわたる航空機の公道着陸訓練を実施した。
今回の演習はデリーから400キロ離れたバンバング付近の高速道路で行われた。インド空軍がこのような演習を行うのは2015年から3回目となる。
インド軍は輸送機を使って公道着陸訓練を実施。C-130J「スーパーヘラクレス」がインドの公道に着陸したのは初めて。演習にはSu-30MKI攻撃機、ミラージュ2000、SEPECATジャギュア攻撃機など計16機の飛行機が使用された。しかし、公道に着陸したのは「スーパーヘラクレス」だけで、戦闘機は上空を飛行し、タイヤを道路に接触させただけだった。
インド空軍のシリス・ババン・デオ副総参謀長は、「戦争時に道路は非常に重要であり、空港の滑走路が何らかの理由で使用できない際、道路は滑走路になる。インド政府はこの問題を真剣に捉えており、国内のどの高速道路も長くし、戦闘機が離着陸できるように建設している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日