中韓が両国関係をめぐり意思疎通

中韓が両国関係をめぐり意思疎通。

タグ:THAAD 韓国

発信時間:2017-10-31 15:05:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中韓双方は先ほど、中国外交部の孔鉉佑外交部長補佐と、韓国国家安保室の南官杓第二次長のルートなどを通じ、朝鮮半島問題などをめぐり外交部門間の意思疎通を行っていた。

 

 双方は朝鮮半島の非核化、朝鮮の核問題の平和的解決の原則を再確認し、すべての外交手段を通じ朝鮮の核問題の解決を推進すると再言及した。双方はそのため、戦略的な意思疎通と協力をさらに強化すると表明した。

 

 韓国側は中国側のTHAAD問題に関する立場と関心事を認識し、韓国に配備されたTHAADが本来の配備目的に基づき、第三国を念頭に置かず中国側の戦略的安全の利益を損ねないと明確に表明した。中国側は国の安全を守る立場から、韓国におけるTHAADの配備に反対すると重ねて表明した。また中国側は韓国側が示した立場に注意しており、韓国側は関連問題を適切に処理することを願っている。双方は両軍のルートを通じ、中国側が関心を寄せるTHAAD関連問題について意思疎通することを決定した。

 

 中国側はミサイル防衛システムの構築、THAAD追加配備、韓米日軍事協力などについて、中国政府の立場と関心事を伝えた。韓国側は、韓国政府がこれまで示してきた立場を再表明した。

 

 双方は中韓関係への高度な重視を表明し、二国間共同文書の精神にのっとり、中韓戦略的協力パートナーシップの発展を推進すると表明した。双方は、両国の交流と協力の強化が双方の共通の利益に合致すると判断し、各分野の交流と協力を一日も早く正常な発展の軌道に戻すことで合意した。



 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月31日

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