10月31日、演習で貨物船に水をかけて「消火」する救援船
中国の客船「マジック」がカンボジアのばら積み貨物船「ジュピター」と衝突し、救急信号を発信した。中国海上捜救センターは通報を確認し、緊急マニュアルを始動し、ASEAN海上捜索・救助機関に通達し、南中国海で「命がけの救援」を展開した。
これは31日に広東省の湛江海域で中国とASEAN諸国が実施した捜索・救助合同演習の一幕。同演習は中国とASEAN諸国が実施した過去最大規模の海上救助演習で、『南中国海各方面行為宣言』に基づく実務協力プロジェクトの1つでもある。
今回の演習には中国、タイ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ブルネイの7カ国の関連機関と海上捜索・救助隊から艦艇20隻、飛行機3機、人員約1000人が参加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月1日