パキスタンの『ディフェンス・フォーラム』ウェブ版が伝えたところによると、パキスタン空軍は2017年にJF-17ブロックIII「サンダー」戦闘機(梟龍)の調達に向け、性能を詳しく分析した。パキスタンは宣伝資料の中で、FC-31「鶻鷹」に興味を示している。すぐに調達することはないが、ブロックIIIを土台に性能とサブシステムをステルス化させる方針だという。
ブロックIIIは「サンダー」戦闘機の最初の大規模なアップグレード版で、MiG-21、ミラージュIII/5、F-7(J-7)、F-5タイガーIIに代わる商品。パキスタン軍は70機以上のブロックIとブロックIIを4部隊の中隊と1校の航空学校に配備している。2015年、パキスタンはJF-17ブロックIIIにフェーズドアレイレーダー、ヘルメット搭載型ディスプレイシステム、アップグレード版の航空電子対策システムを搭載する方針を打ち出し、赤外線捜索・追跡システムの搭載も検討していると明かした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月8日