中国外交部の王毅部長は現地時間19日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相と共同記者会見を開いた際に、中国はミャンマー国内の平和の歩みを支持すると表明した。王部長は次のように述べた。
中国とミャンマーは2000キロ以上の国境線を持つ。両国は山水がつながり、苦楽を共にする友好隣国及び運命共同体だ。中国側はどの国よりも、ミャンマーの平和の歩みの順調な推進を希望している。ミャンマーの主権・独立・領土保全を一貫して尊重する中国側の立場は明確だ。我々はミャンマー政府がパンロン精神を貫き、現地の武装組織と友好的に協議し、連邦憲法の枠組み内で民族団結及び高度な自治の政治的コンセンサスを形成することで、ミャンマー北部の恒久の平和を実現することに期待している。中国側はミャンマーと共に、両国外交・国防2プラス2協議などの枠組みの力を発揮し続け、ミャンマー北部情勢のコントロール、国境地帯の安定の維持について意思疎通を維持し、協力を強化していきたい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月20日