先日閉幕した第15回ドバイ・エアショーで、機能が豊富で適用範囲の広い中国の無人機は世界から注目を集めた。中でも「翼龍」「雲影」「風雲」シリーズなどのハイエンド無人機の登場は「メイド・イン・チャイナ」を響かせ、中国人を興奮させた。
米軍の「RQ-1プレデター」や「MQ-9リーパー」は軍用無人機として世界的に有名で、世界の現役軍用無人機の発展レベルを表している。中国の「翼龍」や「雲影」なども負けていない。
「翼龍」は長距離「偵察・攻撃一体」無人機で、全天候に置いて偵察、監視、攻撃任務が可能。「翼龍–2」は「翼龍」シリーズの最新型で、今年2月の初飛行前に中国の無人機貿易において最大の注文を受けた。
「彩虹」(CH)シリーズ「偵察・攻撃一体」無人機は中東の対テロ作戦で活躍し、世界から評価された。イラク国防省の戦果統計を見ると、「CH-4」はイラク導入後に100回以上のミサイル攻撃、200発以上のミサイル発射を行い、命中率は95%に達し、イラク軍を感服させた。
「CH-5」は「彩虹」シリーズの最新型で、性能はさらに優れている。同機は40時間連続飛行でき、作戦半径は3000キロに達する。最大積載量は1トン、武器搭載量は16基で、通信を使い250キロ離れた場所のデータリンクを管理し、衛星中継を通してデータリンクを遠隔操作することもできる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月23日