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japanese.china.org.cn |05. 12. 2017

中国初の国産空母が海上試験を開始? 専門家は否定

タグ: 空母 海上試験 大連


中国初の国産空母はトッププレートのレーダーとアクティブ・フェーズドアレイレーダーの設置を完了し、12月3日にメインエンジンの煙突から黒煙を上げた。


 シンガポール華字紙『聯合早報』は3日、「中国初の国産空母、海上試験に向け出港」と題した記事を掲載し、注目を集めた。国産空母は本当に海上試験を開始したのだろうか。環球時報の記者は複数のルートを使い証拠を集めたが、これがデマだと分かった。

 

 記事は「中国が設計・建造する初の国産空母が4月に大連市で進水した後、中国政府は同空母がこのほど係留試験を終え出港し、海上試験を開始したと証明した。海上試験が予想より約半年も早く実施された。3日付香港紙・星島日報は中国政府系メディアの微博公式アカウントの情報を引用し、中国初の国産空母が係留試験を終了し、大連港を離れたと報じた。別の中国ネットメディアは専門家の分析を引用し、これは同空母が海上試験を開始したことを意味すると伝えた」と報じた。

 

 状況に詳しい権威筋は3日、環球時報の記者に対して、国産空母の海上試験に関する通知は受けていないと表明した。


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