2017年、中国外交は多分野で重大な進展

2017年、中国外交は多分野で重大な進展。

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発信時間:2018-01-01 12:03:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新華網第8回「縦論天下」国際問題シンポジウムが26日、新華網北京本社で開かれ、十数人のベテラン国際問題専門家が「世界の新構造、中国の新時代」をテーマに話し合った。

 

 中国太平洋経済合作全国委員会会長・中国国際問題研究院院長の蘇格氏は、「2017年、中国外交は過去を受け継ぎ未来を導き開機、先人の跡を引き継ぎ将来の道を開く、積極的にイノベーションを行い、向上に努め、多くの分野で重要な飛躍と進展を遂げた」と述べた。

 

 1.グローバル化への誘導。2017年初め、習近平主席はダボス会議に出席し重要講話を発表した。グローバル経済の低迷と反グローバリゼーションの思潮に対し、習近平主席は「世界の多くの問題はグローバル経済によるものではない。」と語った。また、グローバル経済の方向として、グローバル経済の成長とグローバル経済のリバランスを推し進める中国の考えを示し、新たな成長モデル、開放・ウィンウィンの協力モデル、公正かつ合理的な管理モデル、一般特恵のバランスがとれた発展モデルを共同で構築するよう呼びかけた。

 

 2.グローバルガバナンスに絶えず貢献。例を挙げると、「一帯一路」は提唱から世界の共通認識に、プラン集結から国際行動に、ビジョンから現実になった。2017年5月、第1回「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムが北京で円満に開催された。習近平主席は会議で、平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道という目標を掲げた。「一帯一路」の共同構築は強い活力を奮い起こし、世界で最も人気にある国際公共商品になり、中国の夢と世界の夢を密接につなぎ、人類共同体に強い持久力を注いだ。

 

 3.大国関係の安定した発展を推進し、外交の大局を総括。中国共産党第19回全国代表大会の閉幕直後にトランプ大統領が米国を公式訪問し、双方は各分野の協力に関する重要な共通認識に達した。そのほか、中ロの全面的な戦略協力パートナー関係は双方の努力により高水準を維持した。中欧4大パートナー関係の構築は進展し、中欧関係の戦略的内容はより豊富になり、拡張した。

 

 4.周辺の情勢安定と地域協力の促進と維持。中国共産党第19回全国代表大会の閉幕後、習近平主席はベトナムとラオスを訪問した。中国・フィリピン関係も安定して発展した。また、カンボジア、カザフスタン、タジキスタンなどの伝統の友好国との関係をより深化させた。中韓双方はpTHAAD」問題を段階的に処理することで合意し、両国関係は転機を迎えた。中日関係に改善の兆しがみられ、ASEAN諸国との信頼構築も進展した。責任ある大国として、中国は周辺地域の問題を積極的に仲裁し、朝鮮核問題、アフガニスタン・パキスタン関係、ミャンマー・ラカイン州などの問題で重要な役割を果たした。 


 5.多国との外交で重大な成果を上げる。ダナンAPEC首脳会議で、習近平主席はアジア・太平洋経済一体化推進に関する重要講話を発表し、上海協力機構の加盟国増加後初のサミットで「初心を忘れず、上海協力機構は正確な方向に沿って発展する」と強調した。アモイで開かれたBRICS首脳会議は成功を収め、「BRICS+」の新しい協力モデルを構築し、BRICS協力の2年目の「黄金の10年」を切り開いた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月1日


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