F-35Bが今年中に実戦投入か、中国周辺に配備へ

F-35Bが今年中に実戦投入か、中国周辺に配備へ。 F-35Bステルス戦闘機は2018年に、ついに参戦する可能性がある。米軍によると、強襲揚陸艦で発着艦できるF-35Bは今年の春と夏に、米太平洋軍と米中央軍の海兵隊遠征隊に配備される見通しだ…

タグ:F-35 ステルス 戦闘機 強襲揚陸艦 海兵隊

発信時間:2018-01-05 16:39:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 F-35Bステルス戦闘機は2018年に、ついに参戦する可能性がある。米軍によると、強襲揚陸艦で発着艦できるF-35Bは今年の春と夏に、米太平洋軍と米中央軍の海兵隊遠征隊に配備される見通しだ。英デイリー・メールが伝えた。

 

 F-35Bの初飛行から、すでに10年が経過する。『Marine Corps Times』の記事によると、米軍の報道官は「第1陣となるF-35Bはワスプ級強襲揚陸艦の海兵隊第31遠征隊に、第2陣はエセックス強襲揚陸艦の海兵隊第13遠征隊に配備される」と述べた。海兵隊は2032年までに、F-35を現在のF/A-18スーパーホーネット、EA-6Bプラウラー電子戦機、AV-8Bハリアー攻撃機の後継機にしようとしている。

 

 海兵隊はF-35Bを353機、艦載仕様のF-35Cを67機導入する予定だ。F-35Cにはアレスティング・フックがあり、空母に着艦できる。F-35(計2443機)の研究開発及び導入費用は現在、すでに3790億ドルに達している。これはF-35が史上最高額の軍機プロジェクトになっていることを意味し、しかも研究開発費は今後さらに拡大する。

 

 F-35の就役期間は2070年まで続くとみられる。就役とメンテンナンスにかかるコストを加味すると、F-35プロジェクト全体の費用は1兆5000億ドルに達する見通しだ。支持者はF-35にはレーダーを回避するステルス技術、超音速の飛行速度、近距離空中支援能力、高い機動性、大量のセンサーがあり、パイロットが比類なき情報入手能力を手にできると主張している。

 

 しかし同プロジェクトは何度も延期されており、かつ予算を超過するなどさまざまな問題が生じている。2014年にはエンジンが発火し、飛行停止を強いられた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月5日

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