中国が周辺外交の新年「初披露」にカンボジアを選んだ理由

中国が周辺外交の新年「初披露」にカンボジアを選んだ理由。

タグ:中国外交

発信時間:2018-01-10 17:51:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2018年の中国周辺外交の「初披露」として、李克強総理が1月10、11両日にカンボジア・プノンペンで第2回瀾滄江―メコン川協力首脳会議に出席し、同国を公式訪問する。中国新聞社が伝えた。

胡乾文・元駐カンボジア中国大使は「1958年に中国とカンボジアは正式に国交を樹立し、両国関係の新たな章を開いた。それから60年間にわたり、両国の歴代指導者は緊密な交流を重ね、確かな友情を築いてきた。李総理が新年早々カンボジアを訪問する。これは両国の伝統的友好を固め、包括的・戦略的協力を推進するうえで特殊な意義を持つ」と指摘。

「1つには、国交樹立60周年という歴史的節目において、両国の上の代の指導者が共に築き、入念に育んできた両国の友情の『初心』を再び新たにする必要がある。もう1つには、両国関係が包括的・安定的発展の新たな時期にある中、将来の関係発展のために新たなビジョンを描く必要がある」と語る。

熊波・駐カンボジア中国大使は「現在、中国は小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成の最終局面にあり、カンボジアは『2015-2025工業発展計画』推進の正念場にある。両国経済は相互補完性が高く、発展戦略は高度に符合する」と指摘する。

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