「銃と爆破装置を所持する犯罪グループが密林の奥深くに逃走した。直ちに逮捕せよ!」と指示が出ると、女子特戦隊員がスコープなどの偵察道具を携帯し、直ちに現場に向かった。兵士たちは偵察隊員からの情報に基づき、速やかに犯罪グループを包囲した。これは武装警察某部隊女子特戦隊員の、複雑な環境を想定した、密林の実戦に即した訓練の一幕だ。
訓練では戦場の環境を十分に想定し、リアルな雰囲気を醸し出した。女子特戦隊員は重さ30キロの装備を背負い、毎日10時間訓練した。4日内に崖登り、ロープによる渡河、毒の沼の突破、密林での逮捕、フル武装での急襲、サバイバル、300メートル障害物突破など30以上の内容の訓練を行った。豊富で難易度の高い訓練を通じ、兵士の体力と精神力を全面的に全要素で検証した。兵士の士気を高め、戦闘技能水準を高めた。
特戦隊員の王娟氏は記者に対して「ここでは私たちは女性でなく、女子特戦隊員だ。今回のスパルタ訓練で、私たちは毎日10種類以上の困難かつ危険な訓練を行った。これらの訓練は、息もつけないほど張り詰めた雰囲気の中で展開された。怪我や流血は日常茶飯事だが、立つことさえできれば訓練を続けられた」と話した。