王毅外交部長(外相)は30日、外交部(外務省)の新年レセプションで「2018年は中国の改革開放40周年であり、第19回中国共産党大会後のスタートの年だ。われわれは習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を導きに、平和的発展路線を堅持し、全力を挙げて中国の特色ある大国外交の新たな章を記す」と表明し、次のように述べた。
われわれは2018年の世界が開放性を増し、閉鎖性を減らすことを期待する。われわれは対外開放という基本国策を堅持し、互恵・ウィンウィンの開放戦略を堅持する。グローバル・ガバナンス体制の改革と構築に積極的に関与し、経済グローバル化のより開放的・包摂的であまねく恩恵を及ぼす、均衡あるウィンウィンの方向への発展を後押しする。「一帯一路」建設を深く推し進め、第1回サミットフォーラムの成果を実行に移し、第2回サミットフォーラムの準備に入る。ボアオ・アジアフォーラム、上海協力機構サミット、中国アフリカ協力フォーラムサミット、中国国際輸入博覧会などホームグラウンド外交を成功させ、開放的発展という時代の潮流を促進する。
われわれは2018年の世界が協力性を増し、摩擦を減らすことを期待する。われわれはグローバル・パートナーシップ網を拡大・深化し、全体的に安定し、均衡的に発展する大国関係のフレームワークを積極的に構築し、「親誠恵容」の理念を実践して周辺諸国との関係を深化し、「正しい義利観」を堅持して数多くの途上国との団結・協力を強化し、アフリカ、中南米、アラブとの協力体制に新たな時代的内包を与え、新型の国際関係の見本を築く。