米国防総省は北京時間3日、核戦略報告書「核態勢の見直し(NPR)」を発表し、中国の発展の意図を勝手に推し量り、中国の核兵器の脅威を誇張した。中国側はこれに断固たる反対を表する。
中国は平和的発展の道を確固不動の姿勢で歩み、防御性国防政策を確固不動の姿勢で守っている。いなかる時、いかなる状況下でも先に核兵器を使用しないという政策を終始守っており、非核兵器国と非核兵器地帯であれば無条件で核兵器を使用せず、核兵器による恫喝を行わないとはっきり約束している。中国は核兵器の発展で終始、自制的な態度を取っており、自国の核兵器を国家安全の需要の最低水準で終始維持している。
NPRはまず、時代の大きな流れを正確に見据えるべきだ。平和と発展は不可逆的な世界の流れだ。米国は世界最大の核兵器庫を持つ国であり、この流れに逆らうのではなく積極的に順応するべきだ。我々は米国が冷戦思考をかなぐりすて、自国の核軍縮の特殊かつ優先的な責任をしっかり担い、中国側の戦略的な意図を正確に理解し、中国の国防・軍隊建設を客観的に見据え、中国側と向き合うことを願う。これにより両軍関係を中米関係の安定要素とし、世界と地域の平和・安定・繁栄を共に守ることを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月5日