文字 政治 > 

発信時間：2018-03-01 15:51:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国問題専門家　加藤佳美

 

　中国共産党第19期中央委員会第3回全体会議は2月28日、『党・国家機関改革の深化に関する中共中央の決定』と『党と国家機関の改革深化方案』を採択した。これは中国の国家管理体制と管理能力の現代化を推進する大きな改革である。

 

　会議は、党と国家機関の改革深化の重要任務は政府の職能転換、政府機関の設置と職能の配分の合理化だとした。また、資源配分での市場の決定的役割・政府の役割のよりよい発揮を制約する体制・メカニズムの悪弊を取り除く必要があると強調。高品質の発展に向け、近代的な経済体系の構築、政府機関の職能の調整・合理化、マクロ管理部門の職能の合理的配分、行政のスリム化と権限委譲、自然資源・生態環境管理体制の改革、公共サービス管理体制の整備、事中事後監督管理の強化、行政効率の向上、政府の効率の全面的向上を推進する。

 

　機関の改革はどの国にとっても容易なことではない。2018年初め、習近平主席は十九大の精神学習のセミナー開設式で「時代が問題を出し、私たちが答え、人民が採点する」と述べた。中国共産党員は時代に与えられた使命を前に、大きな使命感を持ち、人民が満足できる奉仕型の政府を建設するために努力している。

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る