中国共産党の第19期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が2月26~28日に北京で開かれ、習近平総書記が重要談話を発表した。新華社が伝えた。
会議は「党・国家機関改革の深化に関する中共中央の決定」及び「党・国家機関改革深化案」を採択。後者の一部を法定手続きに従い、第13期全人代第1回会議に上程することに同意した。
会議は「党・国家機関改革深化の目標は、システムが整い、科学的に規範化され、効率的に運用される党・国家機関機能システムを構築し、全局を掌握し、各方面を調整する党の指導システム、職責が明確で法に基づく行政の政府ガバナンスシステム、中国の特色ある世界一流の武装パワーシステム、広範に結びつき大衆に奉仕する大衆活動システムを形成して、人民代表大会、政府、政協、監察機関、司法機関、検察機関、人民団体、企業・公的機関、社会組織の党の統一的指導下での行動の協調、合力の強化を推し進め、国家ガバナンスの能力と水準を全面的に高めることだ」と指摘。
「党・国家機関改革深化の主要任務は、党が全面的に指導する制度を整備・堅持し、各分野・各方面の活動に対する党の指導を強化し、より揺るぎなく力強い党の指導を確保することだ。政府機能の転換、政府機関の設置と機能配置の最適化は、党・国家機関改革深化の重要任務だ。党・政府・軍・大衆機関改革の統合的な計画は、党による集中・統一的指導を強化し、機関機能の最適化・協同・効率化を実現するうえでの必然的要請だ。機関編制の法定化は党・国家機関改革深化の重要な保障だ」とした。(編集NA)