J-16とJ-20の共同作戦、新たな戦法と実力に期待

J-16とJ-20の共同作戦、新たな戦法と実力に期待。中国空軍は28日、「J-20のパートナー、J-16がやってきた」と題した宣伝動画と、J-16戦闘機の記念封筒を発表した…

タグ:空軍 戦闘機 ステルス 警戒機

発信時間:2018-03-02 17:16:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


  

 中国空軍は28日、「J-20のパートナー、J-16がやってきた」と題した宣伝動画と、J-16戦闘機の記念封筒を発表した。中国空軍が戦略モデルチェンジを加速し、訓練・戦備を推進する使命を示した。J-16とJ-20の組み合わせが、注目を集めている。環球時報のインタビューに応じた中国軍事専門家は「J-16とJ-20が協力することで、双方の長所を十分に発揮できる」と述べた。同氏の発言の要旨は下記の通り。

 

 2種の軍機がパートナーを組むための重要な前提条件となるのは、相互補完性を持つかだ。J-20は第4世代機であり、主な技術・戦術性能はJ-16をはるかに上回る。しかしJ-16は武器搭載能力が高く、大型の空対地弾薬と長距離空対空ミサイルを搭載である。さらに複座戦闘機であるため、複雑な空対地攻撃任務に適している。当然ながら理論上、J-20はステルス性能を失わなければ、これらの兵器を外に吊り下げることができない。J-20はステルス機であり、飛行コストが非常に高額なため、このような任務を遂行すれば割に合わない。そのため双方には一定の相互補完性がある。

 

 作戦任務や対応すべき標的によって、双方の協力手段も異なる。双方が効果的に協力できるか、具体的にどのように協力するかについては、一定の技術力と念入りに設計された戦術が必要だ。最もシンプルな組み合わせはこうだ。J-20が先陣を切り、ステルス機の長所を活かして前に出て、敵の早期警戒機を取り除く。地上の重要早期警戒・防空システムを攻撃し、J-16などの軍機の道を切り開く。

 

 ステルス無人機は将来的に、J-20にさらに合ったパートナーになるかもしれない。各国の発展の流れを見ると、ステルス無人機を第4世代機のパートナーにしている。各種無人機が囮になるか、多くの弾薬を搭載することで作戦に協力できる。また中国空軍はJ-20に中型ステルス機をつけるという「高低」の組み合わせにより、大型機と中型機の長所を十分に発揮することを検討すべきだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月2日  

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