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発信時間：2018-03-28 11:21:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　李克強総理は27日午後に中南海紫光閣で、米上院議員のデインズ氏が率いる議員訪中団と会談した。

 

　李総理は「中米は国境樹立以降、風雨にさらされつつも、全体的には前向きに発展してきた。習近平国家主席とトランプ大統領は何度も会談し、意思疎通を図っており、両国関係及び協力をめぐり重要な共通認識を形成している。米国議会が積極的かつ建設的な力を発揮し、中米関係の政治及び民意の基礎を共に守ることを願う」と表明した。

 

　李総理は「中米経済は相互補完性が高く、協力の規模が拡大を続けており、一部の摩擦や食い違いは不可避だ。一部の経済・貿易問題は長く存在しており、一挙解決は不可能で、一つの段取りを踏まえる必要がある。貿易戦争では問題を解決できず、かつ貿易の基本原則に背く。中国側は対話と協議により問題を解決する方向で努力し、同時に十分な準備も整えている。米国側が実務的・理性的な態度で中国と向き合うことを願う。これは多国間貿易ルールの保護を促し、両国と世界にとっても有利だ」と指摘した。

 

　米上院議員のデインズ氏、グラスリー氏、ジョンソン氏、パーデュー氏、サス氏は、米中関係は世界で最も重要な二国間関係の一つであり、両国に衝突が生じる理由はないと表明した。また米国議会は互恵・ウィンウィンの方法で両国の経済・貿易摩擦を解決し、米中関係の発展が引き続き両国民に恵みをもたらすよう促すと表明した。

 

　双方はさらに、共に関心を寄せる国際・地域問題について意見交換した。

 　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年3月28日

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