王外交部長が訪露、両国関係の高水準及び特殊性を示す

王外交部長が訪露、両国関係の高水準及び特殊性を示す。

タグ:王毅 訪露

発信時間:2018-03-28 16:43:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国外交部が発表した情報によると、習近平国家主席の特使、国務委員兼外交部長の王毅氏が27、28日の両日、ロシアを公務訪問する。ロシアメディアによると、王氏は今回の訪問で現在の重大国際問題について議論するほか、プーチン大統領の訪中の事前調整を行う。ロシアの専門家は、この訪問は露中の密接な戦略的パートナーシップを示すものだと判断している。一部メディアは、王特使のこのタイミングの訪露には、どのような狙いがあるのかと注目している。この問題について、中国外交部の華春瑩報道官は「今回の訪問は中露関係の高水準及び特殊性を示すものだ。プーチン大統領が再選したばかりであり、中露関係は新たな発展のチャンスを迎えている」と述べた。「環球時報」が伝えた。

 

 王氏は国務委員に昇格後、初の外遊となる。イタルタス通信は27日「王氏は28日にロシアのラブロフ外相と会談する。プーチン大統領の訪中を含む、年内の両国関係における重要な政治活動を重視する。プーチン大統領の訪中は、青島市で開かれる上海協力機構首脳会議のタイミングで実現される見通しだ」と伝えた。華報道官も26日「中露両国外相は年内の二国間高官交流計画、両国の重点分野の協力推進などについて、深く意見交換する」と述べた。

 

 外交学院外交学部の高飛教授は27日、環球時報の記者に対して「中露両国の国内政治情勢は安定しており、予測可能な期間内に各方面の協力を強化する必要がある。双方は西側が摩擦を激化させるなか協力を強化し、国際情勢の変動に対応し、より積極的に力を発揮する必要がある。また両国は現在の経済・貿易協力と政治協力の格差を是正し、経済・貿易協力の不足を補うべきだ。そのため王氏の今回の訪問は、意義重大だ」と指摘した。



 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月27日


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