習近平国家主席は3日、ジンバブエのムナンガグワ大統領と人民大会堂で会談した。両国首脳は中国ジンバブエ関係の位置づけを包括的・戦略的協力パートナーシップに格上げすることで一致した。新華社が伝えた。
習主席は「長年、中国ジンバブエ両国・両党は関係が緊密で、常に尊重し合い、対等に接し合い、高度の政治的相互信頼を保ち、経済・貿易協力は実り豊かな成果を挙げ、人的・文化的交流はハイライトを相次ぎ生んでいる。双方は上層部交流の勢いを保ち、各レベルの交流を緊密化し、各分野の協力のトップレベルデザインと計画を仕上げ、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で引き続き理解し合い、支持し合う必要がある。発展戦略の連携を強化し、『一帯一路』と中国アフリカ協力フォーラムの枠組での協力を深め、インフラ整備・農業・投融資分野の協力を引き続き秩序良く進める必要がある。中国側はジンバブエ側が自らの国情にあった発展の道を探ることを支持する。人的・文化的協力を強化し、両国友好を支える民意と社会の基礎を固め続ける必要がある。中国とアフリカの友好は人々の心に深く浸透しており、双方の貴重な財産だ。第19回中国共産党大会は、中国が各国と共に新型の国際関係、人類運命共同体を構築し、アフリカを含む発展途上国との団結・協力を強化すべく尽力することを打ち出した。国際情勢がどう変化しようとも、中国の発展がどの段階にまで達しようとも、中国は常にアフリカなど数多くの途上国と共にあり、いつまでもアフリカの誠実な友人であり信頼できるパートナーだ」と表明した。
ムナンガグワ大統領は「ジンバブエは常に『一つの中国』政策を堅持する。中国との包括的・戦略的協力パートナーシップを推進し、政治面の交流を強化し、貿易・投資・科学技術・通信・インフラなど包括的な実務協力を拡大し、人的・文化的交流を強化したい。ジンバブエはアフリカと中国の友好関係の深化に尽力し、中国側の偉大なイニシアティブ『一帯一路』を高く評価し、中国アフリカ協力フォーラムの枠組での協力を支持し、『一帯一路』建設協力へのアフリカの積極的な参加を支持する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月4日