習近平国家主席は11日、ボアオ・アジアフォーラム年次総会に出席した国内外の実業家代表と海南省博鰲(ボアオ)で懇談し、次のように指摘した。
中国経済の将来性に対してわれわれは楽観的だ。方向が道を決定し、道が命運を決定する。中国の現在の大きな方向は奮闘目標「2つの百年」の実現だ。中国の歩む道は中国の特色ある社会主義の道であり、改革開放を堅持する道だ。われわれは将来への自信に満ちている。中国の改革は進行形あるのみで、完了形はない。われわれは対外開放を止ることなく拡大する。われわれの改革の歩みが停止することはなく、開放の扉が閉ざされることはない。われわれは制度を一層成熟させ、定型化させ、発展の質を一層高め、ガバナンスの水準を一層高め、人々に一層の獲得感、幸福感、安全感をもたらす。われわれは揺るぎなく開放型世界経済を発展させ、アジアと世界の発展のために貢献する。中国経済の急行に搭乗し、中国の改革・開放・発展の成果を分かち合うことを歓迎する。中国は国内外の実業家の投資・起業のためにさらに緩和された、秩序ある環境を築く。各国の実業家が中国の改革開放の新たな道程において一層腕を振るい、一層の発展を遂げることを希望する。
中国が「一帯一路」イニシアティブを打ち出したのは、中国の改革開放が人類に幸福をもたらすようにし、ウィンウィンで共に享受する発展の実現を後押しするものだ。「一帯一路」イニシアティブは全てをオープンにして進められる。われわれが小さなグループを作ることはなく、売買を強制することもない。われわれは現在、東アジア経済共同体ビジョンの策定を進め、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築を共に後押ししている。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月12日