中央軍事委員会は12日午前、南中国海の海域で盛大な観艦式を行った。習近平国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)が部隊を観閲し、重要談話を発表した。
艦艇48隻、軍機76機、兵士1万人以上が参加し、中国の史上最大規模の観艦式となった。新時代の人民海軍が堂々と登場した。
これは中国国防・軍隊改革後で初となる観艦式であり、南中国海の海域で初めて行われた観艦式でもある。これまでの4回は、黄海の海域で行われていた。また空母が参加する中国にとって史上初の観艦式であり、規模が最大で、武器装備品の現代化建設水準が最高だった。
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匿名の軍事専門家は12日、環球時報のインタビューに応じた際に「今回の観艦式では、空母と新型原潜を初めとする新型海上作戦勢力が南中国海に勢揃いした。052D型が先頭に立ち、052C型を中心とする水上艦は規模が最大で、最新型の装備品の情報化・デジタル化水準は世界一流に達した。中国海軍の情報システムに基づく共同作戦能力が形成されたことを世界に示した」と話した。