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japanese.china.org.cn |16. 04. 2018

新型哨戒機が初公開、作戦半径が第一列島線をフルカバー

タグ: 観艦式 編隊 哨戒機 列島線

 

 12日の中国海軍による観艦式で、国産新型哨戒機が初登場し、3機編隊により観閲を受けた。これは新型大戦機が作戦能力を形成しており、これによって中国海軍の空からの対潜能力が高まったことを意味する。これは人民海軍対潜能力の一つの突破だ。


 空からの対潜はこれまで、中国海軍の対潜の弱点だった。国の経済力・技術力が低く、工業の基礎が脆弱で、先進的な対潜機を作れなかった。これにより中国海軍の哨戒機の数と質は、先進国との間に大きな開きがあった。新世紀に入ると、国の経済力が急成長し、工業の基礎が固まり、国産新型哨戒機の発展を制約していたボトルネックが次々と解消されていった。この状況下、関連部門は新型哨戒機を開発した。新型哨戒機はすでに海軍航空兵部隊に配備され、中国海軍航空兵の敵潜水艦を攻撃する有力な武器になった。これは中国海軍の対潜分野の技術的進展でもある。


 海外メディアの報道によると、中国海軍の新型哨戒機は国産Y-8輸送機をベースに改造されたものだ。Y-8は最大離陸重量が60トンを超え、航続距離は約5000キロ、航続時間は10時間、巡航速度は時速600キロとされている。この指標を見ると、中国海軍の新型哨戒機は沿岸部の空港から離陸すれば、第一列島線内のすべての海域を網羅できることが分かる。離島の空港から離陸すれば、作戦半径をさらに拡大できる。

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