金正恩委員長、王毅外交部長と会談

金正恩委員長、王毅外交部長と会談。

タグ:金正恩 王毅

発信時間:2018-05-04 14:57:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 朝鮮労働党委員長、国務委員会委員長の金正恩氏が3日に党中央総部で、朝鮮を訪問中の国務委員兼外交部長の王毅氏と会談した。


 王氏はまず、習近平国家主席の金委員長への親しい挨拶の言葉を伝えた。王氏は「先般委員長は訪中に成功され、習近平総書記と歴史的な会談を開き、一連の重要な共通認識を形成した。中朝関係の新たなページをめくり、中朝関係の新たな発展段階を共に計画し、けん引した。私の今回の訪問は、両国最高指導者の決定事項を実行に移すことが目的だ」と述べた。


 王氏は「朝鮮側は時勢をよく推し量り、大胆に方針を決定したことで、朝鮮半島情勢の積極的な変化を導いた。中国側は北南首脳会談の成功、時代を画する『板門店宣言』の発表を支持・祝賀する。会談は半島問題の政治的解決に有利な契機をもたらした。中国側は半島の戦争状態の終結、休戦協定から平和協定への転換を支持する。また朝鮮側が戦略の重心を経済建設に置き直し、非核化を推進する中で自国の正当な安全の関心事を解決することを支持する。中国側はこれについて朝鮮側と意思疎通を維持し、連携を強化したい」と表明した。


 金氏は王氏に習主席への親しい挨拶の言葉を託した。金氏は「朝中友好は両国の上の世代の指導者が残した貴重な遺産であり、極めて貴重だ。朝中友好協力の強化と発展は、朝鮮側の確固不動の戦略方針だ。先般私は中国の歴史的な訪問で、習主席と広く掘り下げた交流を行い、重要な共通認識を形成し多くの成果を手にした。朝鮮側は中国側と共に、朝中友好関係を新たな高い段階に推し進めることを願う。朝鮮側は中国側の、朝鮮半島の平和と安定に向けた積極的な貢献を高く評価しており、中国側と戦略的意思疎通を強化していきたい。半島非核化は朝鮮側の揺るぎなき立場だ。半島情勢の最近の積極的な変化は有意義であり、半島問題の平和的解決を促す。朝鮮側は対話を再開し相互信頼を構築し、半島の平和を脅かす根源を取り除くことを検討したい」と表明した。


 朝鮮外相の李勇浩氏から招待を受け、王氏は2−3日に朝鮮を訪問した。王氏は訪問中、李氏と会談を開いた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月4日

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