中国が原子力空母を建造へ 排水量は11万トンか=米メディア

中国が原子力空母を建造へ 排水量は11万トンか=米メディア。通常ならば、空母建造の重要な節目には、着工、進水、埠頭での停泊試験、海上試験、部隊への交付が含まれる。海上試験に入れば、作業の約8割が完了したことになる…

タグ:空母 海上試験 構造 遼寧艦

発信時間:2018-05-07 14:33:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 国産空母が先月23日、複数の引き船によって動き出すと、そのすべての動向が各界から注目を集めた。これにはボイラー点火による動力システムの試験、艦橋の塗装、飛行看板のラインの塗装、空母専用消防車の搭載などが含まれる。7−8億個の部品、多くの先端技術を使い建造されたこの国産空母が海上試験に成功すれば、中国人の士気を大いに高めることだろう。モスクワ大学の専門家によると、中国が自主建造した空母の初の海上試験は、一つの節目となる出来事だ。


 中国の空母専門家である李傑氏は「通常ならば、空母建造の重要な節目には、着工、進水、埠頭での停泊試験、海上試験、部隊への交付が含まれる。海上試験に入れば、作業の約8割が完了したことになる。海上試験の期間は通常3カ月から1年であり、固定的な制限はない。主に設計上の標準に合致させることが目的だ。初の海上試験は通常、数日のみだ。主な試験内容には、動力システム、ナビシステム、通信連絡システムが含まれる。分かりやすく言えば、動き、はっきり目にし、連絡できるかを検証する」と説明した。


 李氏は「政府が公開している情報によると、国産空母の建造は順調に進んでいるようだ。2015年末に中国国防部が2隻目の空母を開発中と発表してから3年ほどしかたっておらず、工期は一般的な空母の4−5年から大幅に短縮されている。先ほどネット上で公開された建造の進捗によると、ボイラー点火試験、足場撤去などが比較的に順調だ。一部の問題が生じたとしても、それは正常だ。国産空母には7−8億個の部品が使われており、これらを一つに組み合わせて問題が出ないわけがない。先ほど、英国の空母に当初は異常が見られなかったが、2週間後の試験で漏水が発覚するということがあった。フランスの空母シャルル・ド・ゴールはプロペラに断裂が生じ、ドックへの帰還を余儀なくされた。空母が海上試験前にドックに戻るかは、空母の建造が順調かを観察する重要な指標の一つだ」と指摘した。


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