中国外交部の耿爽報道官は6日、中国で経営する海外企業は、中国の主権と領土保全を尊重すべきと表明した。
記者からは、「報道によると、米国側は先ほど、中国の関連部門が海外企業に対して、ウェブサイトと宣伝資料に香港・
澳門(マカオ)・台湾を国として列挙せぬよう求めたことについて、謂れなき批判を行った。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。耿報道官は次のように回答した。
米国側が何を言おうが、世界には一つの中国しかなく、香港・澳門(マカオ)・台湾地区が中国の領土の分かつことのできない一部であるという客観的な事実を変えることはできない。
中国側は一つの中国という原則に基づき、外国との関係を処理し続ける。また同時に、中国で経営する海外企業は中国の主権と領土保全を尊重し、中国の法律を遵守し、中国人の民族感情を尊重すべきと指摘しておかなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月7日