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発信時間：2018-05-08 10:29:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国外交部の耿爽報道官は7日、朝鮮半島の現在の局面は得難いものであり、各国がいっそう惜しみ守るに値すると述べた。

　同日の定例記者会見で、記者からは「報道によると、朝鮮外務省の報道官は、板門店宣言の中で朝鮮が非核化の意志を示したのは制裁と圧力の結果であり、朝鮮が完全に核兵器を放棄するまで制裁を緩めることはないと米国が表明したと紹介した。半島情勢が平和と和解に向かうなか、相手国を故意に刺激する行為は得難い対話の雰囲気に冷水を浴びせ、情勢を原点に戻そうとする危険な狙いだというのだ。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。耿報道官は次のように回答した。

　関連各国の共同の努力により、朝鮮半島情勢にはこのほど一連の積極的な変化が生じており、緩和の方向に発展している。この局面は得難いものであり、各国がいっそう惜しみ守るに値する。

　現在の状況のもと、関連各国は忍耐心を維持し、共に向き合い歩み寄り、善意を示し緊張を和らげる発言をし、対話を推進し相互信頼を促進することをすべきだ。

　我々は計画中の朝米首脳会談の順調な開催と積極的な成果、半島の現在の積極的な流れの固定と強化を願っている。中国側は各国に対して、「デュアル・トラック・アプローチ」の方針に従い、半島問題の政治的解決の流れを推進し、関連国の合理的な関心事をバランス良く解消し、半島の恒久の平和の未来を共に切り開くよう呼びかける。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年5月8日

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