多国間合同演習「コモド2018」が現地時間8日、海上訓練の段階に入った。中国海軍のミサイル駆逐艦「長沙艦」、ミサイル護衛艦「柳州艦」、各国海軍の艦艇34隻が、空撮、ヘリ相互着艦、補給、調査・駆逐、海上迎撃などの訓練を行った。
今回の海上訓練は、インドネシアが統一的に計画・指揮した。指揮官はインドネシア海軍東部艦隊海上作戦特遣部隊司令官。各国の艦艇は3つの混成大隊を組んだ(1個大隊に2個小隊)。中国海軍の長沙艦は、ロシア、タイ、シンガポール、フィリピンなどの10隻と海上迎撃混成大隊第一小隊を結成し、柳州艦はバングラデシュ、フランス、スリランカ、豪州などの10隻と海上迎撃混成大隊第二小隊を結成した。訓練海域は東西の2カ所に分かれ、中国海軍の艦艇は主に西の海域に展開した。