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japanese.china.org.cn |15. 05. 2018

米比合同軍事演習「バリカタン」が開幕 上陸演習を実施

タグ: 合同軍事演習


 米国とフィリピンの合同軍事演習「バリカタン2018」が5月7日午前、フィリピンの首都マニラで始まり、8000人以上の兵士が参加した。


 フィリピンのロンザレーナ国防大臣は開幕式で、「今回の軍事演習は人道主義援助と地域のテロ問題への対応を重点とし、突発的な自然災害への対応、災害後の再建、医療救助、都市テロ問題などの面での連携が高まることを望む」と述べた。米国のソン・キム在フィリピン大使は、「今回の軍事演習はフィリピン国民の直接的利益に着目し、両国の各試練に対する自信向上につながる。合同軍事演習「バリカタン」は5月18日まで続く。


 恒例の実弾と上陸の演習のほか、都市の対テロ演習、医療救助、貧困地救助、学校・環境保護支援などのプロジェクトも実施する。今回の演習にはフィリピンから5000人の兵士が参加し、米国は3000人の兵士、C-130HとC-17大型輸送機、MV-22Bティルトローター機、大型補給艦などを派遣した。そのほか、日本とオーストラリアからも40人以上の兵士が参加する。


 『Philippine Star』は、フィリピンのドゥテルテ大統領は登板後に両国の合同軍事演習の停止を主張したが、「バリカタン」軍事演習の実施はドゥテルテ政権になって二度目となると伝えた。AP通信によると、今回の演習はドゥテルテ大統領の登板後最大規模の米比合同軍事演習で、フィリピンの官僚は中国に向けたものではなく、同国に発生し得る状況を想定した演習だと強調した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月15日

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