中国人民解放軍代表団、アジア安全保障会議に出席

　中国人民解放軍代表団は1−3日にかけ、シンガポールで第17回アジア安全保障会議に出席した。中国軍は同会議に12年連続でハイレベル代表団を派遣した。

　代表団は本会議のすべての主要活動に出席した。代表団団長、解放軍軍事科学院副院長の何雷中将は会議前の発言で、「中国は共同・総合・協力・持続可能の安全観を、協力とウィンウィンを軸とする新型国際関係を、同盟を結ばずパートナーを作ることを提唱している。共同建設・共有・ウィンウィンのアジア太平洋安全の道を歩んでいる」と指摘した。

　代表団は会期中、各国の代表者と広く交流した。重要問題について議論を掘り下げ、中国側の立場と観点について説明した。何氏は会期中、ニュージーランド、シンガポール、韓国、スイスなどの各国及び組織の防衛・軍代表者と会談した。